サイトを開設した経緯

産婦人科.jpをご覧くださりありがとうございます。

診療の傍らでどうして「産婦人科.jp」の立ち上げに至ったのか説明させていただきます。

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患者さんの「わからない」と医者の「伝わらない」をなくしたい

と、臨床をする傍らで毎日のように思うようになりました。

患者さんは自らの心身のことで不安を覚えると「医学的に正しいこと」を求めて、インターネットや書籍で調べたり、誰かに相談したりされますが、なかなか安心できる答えに辿り着けていないと感じます。

産婦人科は一般の医師でさえも専門性が高く敬遠されがちですので、一般の方にとって医学的に正しいことの判断はさらに難しいのではないかと思います。

実際に「医学的に正しそうなことが書いてあったけど理解できない」「分かりやすいけど誰かの商売のために書かれていそうで中立でないのでは」「個人の経験談でこうゆう人がいたみたいで・・・」などと情報に振り回される方が多くいらっしゃいます。

また、我々医療者も患者さんが色々と調べていることを知りつつも、必ずしも医学的に正確ではない理解に不安を覚えることが多くあります。

しかしながら、外来・処置・手術などの診療に追われる中で無制限に時間をとって説明することが難しく、わかりやすくしっかりと伝えられていないもどかしさを感じています。

産婦人科に関する「ただしく」「わかりやすい」知識を

そんな中で、患者さんは「産婦人科」のことでわからないことがあれば、ここを見れば「ただしく」「わかりやすい」情報にたどり着ける。

そして、医療者側も「ここを見えてください」と安心して勧められる情報源があればよいのではないか。そう思うようになりました。

誰か作ってくれたらな・・・と思っていましたが、そんなはずもありません。

産婦人科に関する知識を「ただしく」「わかりやすく」伝えるために、可能な限り中立にできることを進めていきたいと思います。

こうしたサイトやブログも初学者であり、更新頻度もゆっくりかもしれませんが、数年かけて充実した情報を提供できるように頑張っていきたいと思います。

この記事を書いた人

産婦人科.jpの管理人です。
産婦人科医として働く中で感じる「正しく伝わっていない」という課題感を解決するために、診療の傍らサイト運営をしています。

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